.008『結婚式編④二人の友人スピーチと涙』
ケーキ入刀の後に、席に戻って友人スピーチ。
友人スピーチは、二人の共通の友人というか、
本当のキューピットゆみちゃん。
僕にとっては大学の先輩で、
とみちゃんにとっては専門学校時代の先輩
2014年の夏にゆみちゃんがドレスコーズの日比谷音楽堂のライブに誘ってくれて、とみちゃんを紹介してくれた。
ゆみちゃんには大学時代からすごくお世話になって、たくさんのフェスや旅行に一緒に行った。
北海道ライジングサンや宮城県アラバキや、年越しの京都広島旅行、いつからか、町屋という同じ町に住んで、式根島にも行った。
そんなゆみちゃんとユウジくんの町屋3人組で、町屋のゆみちゃん家のベランダで飲んでる時にポロっと(ゆみちゃんはよくポロリする)、トミーっていうすごいいい子がいるよと言っていて、いつか会えたらいいなぁと思っていた。
ドレスコーズのライブ前に現れたそのトミーこそが、今の奥さん、とみちゃんです。
一目惚れ
ドレスコーズのライブの後で、居酒屋に行って飲んで、解散となったんだけどたまたま僕とゆみちゃん、とみちゃんが同じ電車の方向だったんで、まだ時間もあるしもう一軒いこうか!
と日比谷の鳥貴族に行った。
その時に3人でたくさん話したんだけど、結構酔っててあんまり覚えてない。
でもまた会いたいなぁと思って、勇気を出して二人で会って…みたいな感じです。
キューピットゆみちゃんのスピーチ
(俺の顔ムカつくネ)
それからゆみちゃんと飲むことがあって、
「とみちゃんと付き合うことになったんだよ」と言うと、すごく驚いてたけど、一緒に喜んでくれたゆみちゃん。
いつも、ずっと、ありがとう。
ゆみちゃんがスピーチで言ってたけど、
『夢でみるような、現実では繋がってはいない友達が一緒にいるような、そんな夢を見ているような気持ち』、
というのは、僕はすごくしっくりきたよ。
町屋3人組があったから
東京に来て、芸術研究会というサークルに入ったから
ずっと仲良くしてくれから
ゆみちゃんいつもありがとう!
そして友人スピーチをもう一人お願いしていて、
鹿児島から一緒に上京をして(俺のほうが数日早かったけど)、
東京に来て右も左も分からないころから一緒にバンドをして、
アホなこともいっぱいしたタカヒサ。
高校三年生も終わる2014年1月に彼と仲良くなり、
東京に来て、GROOVY GLOWというバンドで青春をともに過ごした友達だ。
約4年間一緒にバンドをやってきて、一回おおきな喧嘩もして一度僕はバンドを抜けたけれど、
『STANCE PUNKSとの対バンをやるから戻ってこい!』
と電話をくれて、また一緒にステージに上ったよな。
バンドが解散した後も僕は割とすぐに就職したけど、
彼はずっとバンドを続けていて、すごかった。
バンドを離れてからも、彼と会って話をしたりキャンプをしたりしていると、
まるで昨日東京に来た様な、そんな気持ちになる。
鹿児島時代 俺の部屋で
そんな友達が、俺たちの出会いから話し出すものだから、
結構序盤から無理でした。笑
泣きました。
あんなに新郎が泣く式見たことない、と
ハルも引いてました。笑
他の誰が同じ話をしてもあんなに泣けない。
あの話はホモみたいだけど俺たち二人で真夜中に飲んでいる時に
交わす会話じゃないか。
反則だぜタカちゃん。
例の放送事故シーン。笑
— ダイゴ (@daigooni0208) 2017年5月6日
パンクロックよ、ありがとう!! pic.twitter.com/E6YxuV0n6A
友人スピーチの後、
父親が俺のところに来て、
お前は幸せもんだな、と言った。
親父も泣いていた。
今日はなんなんだ、と思った。
つづきます