.008『結婚式編④二人の友人スピーチと涙』

ケーキ入刀の後に、席に戻って友人スピーチ。

 

友人スピーチは、二人の共通の友人というか、

本当のキューピットゆみちゃん。

 

僕にとっては大学の先輩で、

とみちゃんにとっては専門学校時代の先輩

 

2014年の夏にゆみちゃんがドレスコーズの日比谷音楽堂のライブに誘ってくれて、とみちゃんを紹介してくれた。

 

f:id:onilog:20170615221812j:plain

ゆみちゃんには大学時代からすごくお世話になって、たくさんのフェスや旅行に一緒に行った。

 

北海道ライジングサンや宮城県アラバキや、年越しの京都広島旅行、いつからか、町屋という同じ町に住んで、式根島にも行った。

 

そんなゆみちゃんとユウジくんの町屋3人組で、町屋のゆみちゃん家のベランダで飲んでる時にポロっと(ゆみちゃんはよくポロリする)、トミーっていうすごいいい子がいるよと言っていて、いつか会えたらいいなぁと思っていた。

 

ドレスコーズのライブ前に現れたそのトミーこそが、今の奥さん、とみちゃんです。

一目惚れ

 

ドレスコーズのライブの後で、居酒屋に行って飲んで、解散となったんだけどたまたま僕とゆみちゃん、とみちゃんが同じ電車の方向だったんで、まだ時間もあるしもう一軒いこうか!

と日比谷の鳥貴族に行った。

 

その時に3人でたくさん話したんだけど、結構酔っててあんまり覚えてない。

でもまた会いたいなぁと思って、勇気を出して二人で会って…みたいな感じです。

 

f:id:onilog:20170615221035j:image

 キューピットゆみちゃんのスピーチ

(俺の顔ムカつくネ)

 

それからゆみちゃんと飲むことがあって、

「とみちゃんと付き合うことになったんだよ」と言うと、すごく驚いてたけど、一緒に喜んでくれたゆみちゃん。

 

f:id:onilog:20170619002917j:image

いつも、ずっと、ありがとう。

 

ゆみちゃんがスピーチで言ってたけど、

『夢でみるような、現実では繋がってはいない友達が一緒にいるような、そんな夢を見ているような気持ち』、

というのは、僕はすごくしっくりきたよ。

 

f:id:onilog:20170615222147j:plain

町屋3人組があったから

東京に来て、芸術研究会というサークルに入ったから

ずっと仲良くしてくれから

 

ゆみちゃんいつもありがとう!

 

そして友人スピーチをもう一人お願いしていて、

鹿児島から一緒に上京をして(俺のほうが数日早かったけど)、

東京に来て右も左も分からないころから一緒にバンドをして、

アホなこともいっぱいしたタカヒサ。

 

高校三年生も終わる2014年1月に彼と仲良くなり、

東京に来て、GROOVY GLOWというバンドで青春をともに過ごした友達だ。

[PV]夢の旅路

 

約4年間一緒にバンドをやってきて、一回おおきな喧嘩もして一度僕はバンドを抜けたけれど、

STANCE PUNKSとの対バンをやるから戻ってこい!』

と電話をくれて、また一緒にステージに上ったよな。

 

バンドが解散した後も僕は割とすぐに就職したけど、

彼はずっとバンドを続けていて、すごかった。

 

 バンドを離れてからも、彼と会って話をしたりキャンプをしたりしていると、

まるで昨日東京に来た様な、そんな気持ちになる。

 

f:id:onilog:20170615224356j:plain

鹿児島時代 俺の部屋で

 

そんな友達が、俺たちの出会いから話し出すものだから、

結構序盤から無理でした。笑

 f:id:onilog:20170615225133j:image

泣きました。

あんなに新郎が泣く式見たことない、と

ハルも引いてました。笑

 

 f:id:onilog:20170615225111j:image

他の誰が同じ話をしてもあんなに泣けない。

あの話はホモみたいだけど俺たち二人で真夜中に飲んでいる時に

交わす会話じゃないか。

反則だぜタカちゃん。

 

 

 友人スピーチの後、

父親が俺のところに来て、

お前は幸せもんだな、と言った。

 

 f:id:onilog:20170619002755j:image

親父も泣いていた。

 

今日はなんなんだ、と思った。

 

つづきます