.003『鹿児島に帰り』

4月中旬、友人ユウキの結婚式で、鹿児島に帰った。

 

飛行機のプランを見ていて、ホテル付きのパックが通常の航空チケットよりも安かったので、

ホテル付きのプラン。

 

チサンホテル谷山という、産業道路ハイパーマートの近くのホテル。一階に入っている「きんぴら丸」という海鮮居酒屋が結構美味しいらしいといういう事を、最終日に知る。

 

飛行機を降りて高速バスに乗って終点まで。

 

ひとり旅のホテルってテンション上がります。

 

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ワイシャツを持って来るのを忘れていたことに気がつき、ハイパーマートに行こうとホテルを出たのだけど、ハイパーマートは見るも無残な廃墟と化していた。

 

谷山の居酒屋『やなぎや』で一杯。

 

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リニューアルをしていて、記憶の中のやなぎやとは全然違っていた。

そもそも2008年以来に行って、自分の記憶もあいまいでなんでもいいやと思った。笑

 

朝までリョウジと飲む。

 

高校一年の時に仲良くなったあいつと、今でもこうやって飲み開かせるのは最高だなと思った。

 

テスト勉強でカラオケに行って朝までファミレスに行きダベリ…当然テストは散々な結果だったけど、なんだかその日の朝の光がとてもキラキラと綺麗に輝いていたのを覚えている。

 

翌日のユウキの結婚式で久しぶりに会う友達もいて、嬉しかった。

 

18で上京をして、早くも13年。

 

あの頃の鹿児島は遠かったなぁ。

距離的にも金銭面的にも、遠かった。

 

13年間で自分も少し変わって、東京の街も鹿児島の町も少し変わって、本当に色々な事があったけど、自分が選んできた道の答えが今なんだなと、変わらず錦江湾に浮かんでいる桜島を見てそう思った。

 

鹿児島にはいつも助けられている。

 

故郷は定期入れの中の写真のようにいつも遠景で、自分を見守っていてくれている。

 

昼から始まった結婚式も二次会が終わり外に出ると辺りは真っ暗で、みんなと別れ、ナインボールの3人で写真を撮った。

 

鹿児島空港から東京行きの飛行機に乗るとき、

いつも思い出す事がある。

 

上京の日に内緒で空港まで駆けつけてくれた友達たちのあの笑顔。

 

何年経っても未だにあの日の君たちの笑顔が忘れられないんだな(ᵔᴥᵔ)